ブラウザの持つ役割

ブラウザは、ソフトウェアの一種です。インターネットを使った際に、ホームページをPC上やスマートフォンで見られるようにしています。WEBブラウザとも呼ばれており、safariやInternet Exploreなどがこれに該当します。ブラウザは、拾い読みをする(browse)が語源となっているそうです。その名前の通り、多くのWEBサイトの中からユーザーの必要とするページを自由に『拾い読み』するためにできています。ホームページは、HTMLなどの言語で構成されていますが、当然ながらソースコードを見ただけではどんなページなのかは判別できません。このコードを読み取った上で、専門知識のない一般の人でもホームページを分かりやすく表示してくれているのが、このブラウザの大きな役割となっています。WEBサイト以外でも、動画サイトを見る等の多くの用途で使われるようになりました。

複数のブラウザを使い分ける

ブラウザは、ホームページを楽しむだけでなく、多くのサービスを使うプラットフォームとしても利用されています。例えばブラウザゲームなどのブラウザ上だけで楽しめるコンテンツや、会社では経費の管理や労務の管理システムなど、個人の利用には留まりません。利用するコンテンツ内容が多いということは、ひとつのブラウザですべてのサービスを利用するのは非常に難しい状態となっています。例えばGoogle Chromeは多くのサービスを利用することができますが、システム自体が古い場合には上手く起動することができない場合もあります。ブラウザゲームでも、あるブラウザでは上手く動くのに、別のブラウザでは正しく動かせないということもあるでしょう。そのため、もし不具合が起きた時のために、ブラウザの選択肢はいくつか持っておくことがおすすめです。

ブラウザの種類

ブラウザの種類

かつてブラウザというと、Internet Explorerがほとんどという時代もありました。しかし2010年以降になるとスマートフォンも普及し、パソコン以外からもブラウザを使うようになったのです。そこからブラウザの種類も増えていったと言われています。おすすめ度の高いものとしては、Google Chromeが挙げられます。iPhoneやMacなどでは推奨できませんが、利用人数の多さが魅力であり、Chrome環境が対応しているサービスも多い状態です。Microsoft Edgeは、Internet Explorerの次世代のものとされており、機能性や表示速度が魅力です。iPhoneなどのアップル製品の標準ブラウザはSafariであり、スマートフォンを使う場合にこちらを使う、という人も少なくないようです。Firefoxは、火と狐をモチーフとしたアイコンが特徴で、拡張機能が充実しています。とは言え拡張機能自体は他のブラウザにも存在しますので、かつてほどの優位性はなくなっているようです。

タブブラウザとは

WEBサイトを複数開いている時に、現在開いているページがタブとして、ブラウザの上部に表示されているのを見たことがあるかもしれません。これをタブブラウザといい、複数のWEBページをすぐに切り替えることができる便利な機能となっています。このタブブラウザが登場するより前には、ひとつのWEBサイトに対して、ひとつのブラウザウィンドウを開く必要がありました。いくつものホームページを閲覧したい時にはおのずと多くのウィンドウを開くことになり、メモリを圧迫してしまいましたし、元のページに戻る時にも手間がかかりました。また、ページ同士の移動にも時間が掛かってしまうという問題もありました。現在では、主要であるブラウザのほとんどが、このタブブラウザを導入しています。お陰で、ストレスフリーでいくつものWEBサイトを楽しめているのです。