WEBサイトの大まかな仕組み

WEBサイト(ホームページ)を作るという時に、まず仕組みとして『サーバー』『ドメイン』『ファイル』が存在することを覚えておきましょう。ホームページ自体を、家と捉えると分かりやすくなります。家であるホームぺージを建てるために必要な土地が、サーバーになります。ページを置く場所となるので、まず土地であるサーバーを確保する必要があります。多くの場合、レンタルのサーバーを使うことが多いようです。次に、家の住所にあたるドメインの設定です。例えば「〇〇.com」というような文字列で表されるため、この住所であるURLさえ分かれば、ホームページに辿り着くことができます。最後に、ファイルは家をつくる材料とも言えます。ホームページを作ったり、装飾したりすることで、自分だけのオリジナルな家を作ることができる、と言えるでしょう。

サーバーの役割

WEBサイトを作るためには、ホームページ(家)の土地にあたるサーバーが必要となります。WEBサーバーには、『ホームページのデータを保管しておく』『アクセスがあった場合に、データ(HTMLや画像など)をユーザーに届ける』という二つの大きな役割があります。手持ちのスマートフォンやパソコンからホームページを閲覧できるのは、このサーバーがあるからこそと言えます。どれだけ素敵なホームページを作ったとしても、サーバーがなければ外に発信することができないと言えるでしょう。他にもWEBサーバー以外には、メールサーバーが活躍しています。メールの送受信は、パソコンの電源を落としていても自動で行われています。これはメールのデータを、メールサーバーできちんと保存した上で送受信を行っているからです。このように、サーバーは非常に重要な役割を持っているのです。

サーバーと閲覧の仕組み

WEBサイトが閲覧できるまでには、一度サーバーを通す必要があります。まず作成したホームページは、自分のパソコンの中にあるだけでは閲覧してもらえません。第一段階として、データをサーバーに保存する必要があります。これをアップロードと呼び、ホームページに限らずそれぞれのデータを保存する作業を指します。訪問者がホームページのURLを入力すると、サーバー側にリクエストが届く仕組みになっています。そのリクエストに応じて、保存されているデータを持ってきて、訪問者に送ります。さらに、パソコン・スマートフォンそれぞれの媒体で確認できるように、『人間が読んでも理解できる形』にまでデータを変化させ、構成をした上でホームページを表示させます。これが管理者・訪問者・サーバーの基本的な関係となります。