近年、チャットボットというサービスが注目されはじめてきました。チャットボットとは、ユーザーの質問に自動で答えてくれるというプログラム(自動会話プログラム)です。会話を意味するチャットと、ロボットであるボットを組み合わせた言葉です。実は1960年頃から似たようなロボットは開発されてきたのですが、その頃には定型文の反応しかできず、実用化は難しいとされていました。しかし現代では人工知能(AI)の性能が各段にアップし、臨機応変な対応もある程度は可能になってきました。ビッグデータを使用する事により、質問の意図を読み取って回答する能力が成長しているのです。さまざまな分野で活躍しているAIが、ビジネスの分野にも参入し、普及するようになったのです。WEBサイトを作る際にも、導入を検討してみることをおすすめします。
チャットボットのメリット
自動会話プログラムであるチャットボットを導入することで、さまざまなメリットが得られます。まず、お問い合わせ業務の効率化です。電話の対応だけでも人件費が発生しますし、折り返しや確認が必要になるだけでも多くの時間を取られてしまいます。1日に2時間の電話対応をするだけでも、100万円以上のコストを支払っていると計算することもできるのです。また、チャットボットは自動のプログラムですので、24時間対応が可能です。お客様の立場になっても、時間を問わず質問することができるので便利になります。人を相手にしているわけではないので、待っている時間も発生しません。知りたいことをすぐに知ることができるというのは、大きなメリットです。社員ごとでの対応の差なども出ませんので、対応なお客様対応ができるとも考えられます。
二次元バーコードと集客
希望のホームページにアクセスするためには、検索結果から探して飛ぶか、直接URLを入力するなどの方法があります。しかしこれらは手間がかかってしまうため、人によっては「面倒だから」という理由でやめてしまうこともあるでしょう。アクセスを増やしたいと考える企業側からすれば、大きな問題です。これを解決するためには、二次元バーコードを読み取ってもらういう方法があります。企業側でするのは、バーコードを用意して、会社の名刺やパンフレットに載せておくことだけです。顧客側は検索やURL検索などの手間をかけずに、このバーコードを読み取るだけで直接アクセスすることができるのです。スマートフォンひとつあれば基本的に読み取ることが可能ですので、多くの集客を見込めます。ただし、バーコード自体に印刷の汚れなどがある、という場合には読み取れないので、注意が必要です。